2020年4-6月(音楽) うしろ前さかさ族、キスエク、paranoid void、東京初期衝動
2020年の4-6月は、極めて異常な状況のなかで、斬新な発想と独自の手法を武器に、状況に果敢に挑戦して音楽に取り組む姿に感激することが多かった。
うしろ前さかさ族主催「ニュー・スポーツ・オンラインセミナー」(5/30-31)
2日間にわたり30ユニットについて、敬意と愛情とともに丁寧に解説を掘り下げ、初めて聴く人の興味も湧きたてるように紹介してくれた素晴らしい企画。うしろ前さかさ族、とくに関口マーフォーさんの詳細で的確な各ユニットの紹介・解説にも感激した。
観たいユニットの紹介・チャットに瞬時に飛べるアーカイブにも感謝。
うしろ前さかさ族企画「ニュー・スポーツ・オンラインセミナー」DAY1
うしろ前さかさ族企画「ニュー・スポーツ・オンラインセミナー」DAY2
なお、関口マーフィーさんに「ライブっていう表現として勝ち目がない」とまで言わせたキスエクは2日目の(1:23:47)から。
6/27の「ニュー・スポーツ・オンラインセミナー・ミニ」も素晴らしかった。今後もシリーズ化してほしい。
キスエク XOXOEXTREME無観客ライブネット配信 (4/11「And Then There Were Three」 5/23「XOXO EXTREME The Power to Believe 〜一色萌・浅水るり生誕前夜祭無観客配信ライブ〜」 6/13「XOXO EXTREME+SilentOfNoseMischief生バンド配信ライブGoing for the One」ほか)
無観客ライブネット配信の手法に早くから取り組んだキスエク。音響と映像の品質が素晴らしくて、ライブも特典会もネット配信ならではの視聴者の層の広がりや海外の視聴者からの反響もダイレクトに伝わって画期的だった。NHK「おはよう日本」(4/15放送)での紹介も嬉しかった。そして「画面を見つめている限りキスエクちゃんから爆レスの連続!」というドキドキもネット配信ならではの魅力だった。
キスエク NHK「おはよう日本」登場おめでとうございます!無観客ライブネット配信、600人以上参加のオンラインサイン会の様子。ネット配信ならではの視聴の広がりや海外からの反響という大きな可能性!大嶋さんとるりちゃんのインタビューもよかったです! #キスエク #XOXOEXTREME pic.twitter.com/UPSV8wauBg
— エリソン (@HerissonK) 2020年4月14日
キスエク NHK「おはよう日本」4/15放送分のウェブ記事。無観客ライブネット配信やオンラインサイン会の可能性、そしてキスエクの魅力がよく伝わる放送でした。 #キスエク #XOXOEXTREME https://t.co/jPetr48QWV pic.twitter.com/OBCxUqfJCB
— エリソン (@HerissonK) 2020年4月17日
XOXO EXTREME 無観客配信ライブ「And Then There Were Three」
XOXO EXTREME The Power to Believe 〜一色萌・浅水るり生誕前夜祭無観客配信ライブ〜 映像の冒頭に新曲「フェニキスの涙」!
paranoid void Broadcasting Vol 1(5/31), Vol 2(6/13) @大阪・心斎橋SUNHALL
演奏もMV映像も音響も配信映像も、最高にかっこいい高品質の配信ライブだった。しかもparanoid voidの演奏が、ライブの度に進化を重ねた物凄いライブアレンジ!素晴らしすぎてアーカイブ期限中に何度も見返して「演奏も映像も最高なので何らかの形で保存してほしい」と思う一方で、「paranoid voidは次のライブでは必ずさらに進化した姿を見せるから、あくまで『ライブ』として楽しむべきなのかな」と妙に納得してしまった。それくらい素晴らしいライブ。メンバー3人それぞれを追いかけるカメラのおかげで、3人の演奏も表情も良く見えて、とくにmipowさんの超絶ドラム手さばきがよく見えてうれしかった。
https://twitter.com/paranoid_void/status/1266961680673566720?s=20
paranoid void / 2020.06.13 Broadcasting at SUNHALL
http://kansai.pia.co.jp/interview/music/2020-06/paranoidvoid.html
東京初期衝動 「ポンコツの日2020」(6/3) 新型コロナウイルス抗体検査の無料実施(7/5)
東京初期衝動のファンには周知のことだけど、しーなちゃんは破天荒なイメージあるけど、ストイックでブレない軸を持つ人。目標である初回限定盤のCDを売り切るまでは頑なに「ラブソングの不法投棄」(サブスク)をしなかった。新型コロナウイルスによってライブの手法が配信に追い込まれることに反発しながらも、P青木生誕祭の「ポンコツの日2020」で行なった東京初期衝動の唯一の配信ライブでは最高のパフォーマンスを見せた。演奏も照明も素晴らしかった。ショートカットが似合う美しいしーなちゃんが歌う「SWEET MELODY」からの「ロックン・ロール」に感動して泣いた。
そして、東京初期衝動の8/16ライブ参加者への7/5新型コロナウイルス抗体検査の無料実施!いま一番求められている対策を、考え抜いて企画したうえで周囲を巻き込んで実行できる東京初期衝動、しーなちゃんの卓越した行動力が本当にすごい!
キスエクxoxo(Kiss&Hug) EXTREMEのMAGMA 'The Last Seven Minutes' カバーの言葉の響き
キスエクxoxo(Kiss&Hug) EXTREMEのMAGMA 'The Last Seven Minutes'カバーを昨年12/28のライブで初めて聴いたとき、思わず興奮した。キスエクの歌・コーラスもダンスも、Qui演奏のトラックも素晴らしい!今年1/7のライブ映像はすでに視聴回数4,700回を超えている。歌やパフォーマンスやQuiの演奏、それらと並んでこのカバーを傑出させたのが、日本語の歌詞!原曲コバイヤ語の言葉の響きや音の印象をしっかり日本語に置き換えているところが素晴らしい!
音楽における言葉とはなにか。MAGMAがコバイヤ語に答えを求めた40年後に、キスエクが日本語カバーで素晴らしい回答を示したことを誇らしく思う。かっこいい。
キスエクxoxo(Kiss&Hug) EXTREME 'The Last Seven Minutes (MAGMA COVER)'
Magma 'The Last Seven Minutes' (1978年)
原曲の言葉の響きや音の印象をしっかり日本語に置き換える、ということで思い出すのは、P-MODELによるPink Floyd ’Bike' のカバー(Pink Floyd ’Bike' 1967年、P-MODEL「Bike」(1984年)。言葉の意味よりも「聴いたときの印象の近さ」にこだわった平沢進師匠の名カバーだと思う。
Pink Floyd 'Bike' (1967年)
明日2/4のキスエク初ワンマンで、Quiの生バンド演奏で'The Last Seven Minutes' カバーが聴けることが楽しみ!
世界遺産 平泉での年越しと年初め
3年程前に世界遺産 平泉のゆるキャラ「ケロ平」を知ったおかげで、それまで縁のなかった岩手県 平泉に行く機会が増えました。
今回も大晦日から平泉に滞在しました。
ところが、前年の大晦日が雪もなく暖かかったことで油断していたところに、数日前の積雪の残りと予想以上の寒さ。
その中で、新年を迎える準備も整った大晦日の毛越寺。
前年は中尊寺で除夜の鐘を撞きましたが、今回は毛越寺で除夜の鐘を撞くことにしました。
毛越寺 松風庵で年越しのわかめそばをいただきました。
毛越寺あやめ直売所きんいろパン屋さんに立ち寄ると、普段店頭で見ることの少ない「ケロ平くんパン」が並んでいました!ケロ平ともども大喜びです!
大晦日の夜23時過ぎにあらためて毛越寺に着きます。新年を待つ灯明が美しいです。
毛越寺の鐘楼に行き、108名に配布される除夜の鐘の整理券の列に並びます。47番でした。
願を込めて除夜の鐘を撞きました。
その後、達谷窟にお参りしました。前年に続き、2種の提灯を奉納させていただきました。「四海兄弟ケロ平」「すごいカエル屋フロッギー」。
毛越寺から達谷窟、さらに続いて中尊寺に参詣しました。裏山道の途中から車両立入禁止で、図らずも慣れない雪道を片道20分程度歩くことになりました。帰路はとくに雨が凍結して滑って大変でした。
夜が明けた元日の平泉の束稲山。大文字がなんだか干支の「犬」に見えます。
元日は、毛越寺近くの浄土の館にある、平泉ひかるエフエムのスタジオにお邪魔して、正午からの放送を見学させていただきました。元日の初詣で賑わう中尊寺のロケを交えた生放送。ついでにケロ平も仕事させていただきました。
その後、達谷窟を再訪して、日の光の中での提灯と達谷窟毘沙門堂、磨崖仏を見てきました。
翌1月2日は、菓子工房 吉野屋さんにお邪魔して、シュークリームと苺ショートをいただきました。吉野さんともまたお話出来ました。洋菓子も和菓子も美味しいし、素敵な空間なので、吉野屋さんで演奏会が実現できるといいな。
1月2日の正午からは一関市の大町通りで日本最大新春餅つき大会。一関市の勝部市長も餅つきに参加する中で、お餅のお振舞いにあずかりました。ずんだ、ごま、あんこのお餅と、一関のお雑煮(大根、人参、鶏肉、醤油味)、どれも美味しい!一関・平泉地方の「もち食文化」はユネスコ無形文化遺産「和食 日本人の伝統的な食文化」の中で日本食文化の保護・継承の取り組みとして紹介されているので、引き続き一関・平泉から世界に向けて発信してほしいです。
さて今年も何度か平泉・一関に行きます。ケロ平とともに盛り上がりたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
ドイツ フランクフルトのクリスマスマーケット Frankfurter Weihnachtsmarkt, Germany
ドイツ フランクフルトのクリスマスマーケット Frankfurter Weihnachtsmarkt に行ってきました(Dec. 8-9, 2017)。
フランクフルトの旧市街の中心部レーマー広場(Römerberg)に近づくにつれて、ドイツでも最大規模のクリスマスマーケットらしく、金曜日の夜は歩き進むのも大変な人混みで賑わってました。
多彩なバリエーションのソーセージ。寒いなかアツアツが美味しい!どの種類も食べてみたくなります。
クリスマスマーケットでこの季節ならではのいろんな種類のシュトーレンが買えるのもうれしいです。
翌朝には夜と異なる、昼のクリスマスマーケットの様子も味わうことが出来ました。
前夜まで晴れて比較的暖かったのに、土曜の朝は天気予報通り雪が舞いました。
野菜や生花の市場が楽しい。きれいに積まれた、にんじん。
山と積まれたケール!
広場に面したマイン川を渡った時はさすがに寒かったです。
お昼にソーセージをいただいて温まります。ザウアークラウト、酸味が素晴らしく美味しい!
クリスマスマーケットの中のごみ箱にも素敵なサンタの絵が描かれていました。
これから12/24まで毎日のようにクリスマスマーケットが賑わうことでしょう。12/25は家族でクリスマスを祝うので、クリスマスマーケットも終了しているそうです。
ドイツ アシャッフェンブルクのクリスマスマーケット Aschaffenburger Weihnachtsmarkt, Germany
ドイツ、バイエルン州ウンターマイン地方のアシャッフェンブルクのクリスマスマーケット Aschaffenburger Weihnachtsmarkt, Aschaffenburg, Germanyに行ってきました (Dec. 6, 2017)。
Gluhwein(ホットワイン)は暖かくて甘くて美味しいです。(一口しか飲めませんが)。
しっとり甘いChriststollen(クリスマスのシュトーレン)はクリスマスシーズンならでは。
クリスマスマーケットは旧市街にあり、ヨハニスブルク城 (Schloss Johannisburg)に隣接しています。
ところで、翌朝、素晴らしいはちみつディスペンサーを見かけて感動しました。
アイルランド第2の都市コークの冬とクリスマス The winter and Chirstmas at Cork, Ireland
アイルランド第2の都市コークに行ってきました(Dec. 3-5, 2017)。
訪問したときには「まれに見る暖かさ」で東京とほとんど変わらぬ気温でしたが、これから寒い冬に向かうなか、厳かに美しいクリスマスを迎える街の雰囲気がとても心地良かったです。
コークの地ビール、750年かけて蒸留された地ミネラルウォーター。そして800年前の木片に描かれたカエル戯画がモチーフのケロ平。
夜明け前のコークの街並み。目抜き通り沿いでも落ち着いています。
夜になるとクリスマスを迎えるコークの旧市街のイルミネーションが美しく輝きます。
Oliver Plunkett St.
General Post Office
Guinness Beef Stew @ Le Chateau ビーフも野菜も具沢山の熱々のシチュー。美味しい。飛んでるだろうと思ってたギネスビールのアルコール分がかなり残っていて、酔いました。この店のIrish Coffeeが有名らしいです。
翌朝は8:00のオープンからEnglish Marketへ。まだ開店準備の店が多かったですが、コークの食生活を支える新鮮な肉と魚の市場の雰囲気を堪能しました。
K O'Connell Fishmongers, English Market エリザベス女王も訪問された魚屋さん。新鮮な魚も(鮟鱇も!)、焼き魚も燻製も、魚のお惣菜も豊富です。コークは港町だけあって魚料理がとても美味しくて感激しました。
さて、もちろんコークを発つときも、飛行機はケロ平カラー(アイリッシュ・グリーン)のAer Lingusです。
藤城清治さんの分身ケロヨンと愛猫ラビちゃん
11/24(金)に藤城清治さんの作品あふれる、ラ・ビー カフェに行ってきました。
藤城清治さんの愛猫ラビちゃんはカフェのいたるところで見られます。
カフェの外壁
カフェ入口の藤城さん手描き看板
カフェの椅子
しかも椅子にはヒゲ短いラビちゃん(写真左)ヒゲ長いラビちゃん(写真右)バージョン!
なかでも一番の愛猫ラビちゃんはこの絵でしょう。
もちろん、ケロヨンとモグちゃんも出迎えてくれます。
昼食にいただいたターキーサンドも美味しかったです。
ラ・ビー カフェ
10:00-18:30(火定休)
東京都大田区北千束2-1-11 (最寄駅は東急目黒線「洗足」駅)
TEL : 03-6421-6050
11/26(日)には先月に続いて藤城清治美術館 那須高原に行きました。この日は月2回のケロヨン・グリーティングの日。11:00と13:00、ケロヨンにゆっくりご挨拶させていただきました。ケロヨン、この日もかわいくてかっこよかった。木馬座でケロヨンとともに時代を駆け抜けた約10年、藤城清治さんは影絵を1枚も作らなかったそうです。自動車マニアでいたずら好きのケロヨンは、それだけ藤城清治さんご自身だったのだと思います。
これから、ケロヨンが藤城清治美術館の外やイベントなどで、とくに若い世代や子供たちに挨拶してくれる機会が増えるとうれしいです。ケロヨンのグッズ、ぬいぐるみやタオルやカードなども充実するとうれしいです。
すっかり冬の佇まいの藤城清治美術館の教会。
教会を彩る藤城清治さん作のステンドグラスが美しいです。
ステンドグラスにはケロヨンもラビちゃんもいます。
藤城清治美術館のカフェでは、藤城さんの大好きなホットドッグと藤城さんのこだわりのコーヒーが美味しいです。
デザートにコーヒーアフォガードもいただきました。
カフェから見える、落葉した冬の光景も風情があります。
カフェにはすでにクリスマスを迎える準備が。
すぐにまた来ます。ケロヨン、バハハーイ!
9:30-19:30 (火定休)
TEL : 0287-74-2581